どうも、のさか(@breakconnect)です。
日本人は無宗教の割合が多く、オウム真理教を筆頭とした宗教がらみの事件があったこともあり、宗教に対して良いイメージを持っている方はあまり多くないようです。
参考:ザ・リバティweb
ただ、宗教について考える際に1つ忘れてはいけないのは、実はみんな何かの信者なんだということ。「自分は何も信じていないぞ!」と思っている方こそ盲目的信者なので、宗教を否定する義理は全く無かったりします。
今回は、日本人こそしっかり考えるべき宗教についてのお話です。
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宗教の定義
まず最初に明らかにしておきたい、宗教の定義。
ここでの宗教の定義は「神(神聖なもの、超自然的なもの)に対する信仰と、それに伴う儀礼や制度」とさせていただきます。
これは言い換えれば、宗教というのは「信者の思想や行動を規定しているもの」でもあります。
ここ重要なので、忘れないでください!
日本人が信じているもの
では、日本人(ひいては人類)がみんな何かの信者なんだというお話をしていきましょう。
一番わかり易いもので言うと、今多くの日本人の信じる対象となっているのは「世間」です。
友達をたくさん作って、繋がりを作っておくこと。良い大学に入学し、良い会社に就職すること。程々の年齢で結婚して、子供を作ること。
これらは今、世間的に良しとされていることです。そして多くの人々がこれらを実現しようとしています。
要するに、僕らは世間に思想と行動を規定されているわけです。これって信じる対象が違うだけで、やっていることは宗教と何ら変わりないですよね?
もちろん世間だけではなく、各々が気付いていないだけで何か信じているものはあります。
一番最初に挙げた、「何も信じていないぞ!」とおっしゃる方もいるでしょう。
でもそれって、「何も信じていない」ことを信じていることの裏返しなんですよ。
「何も信じていない」という思想に行動が規定されているのがその証拠ですし、行動が規定されていないことを意識できていないことから、かなり盲目的に信じていることが伺えますよね。
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悪質な新興宗教は否定してはいけないか?
要するに何か信じるものがあって、それに思想や行動が規定されているという点においては僕らは宗教的なわけです。
だから、宗教を否定することは自分たちを否定することと同じになるわけで、僕らには宗教を否定する義理は無いわけです。
であれば、「詐欺やマインドコントロールをする新興宗教も否定してはいけないのか?」と言われると、それもまた違います。
理由はカンタンで、そういった類のものは客観的に見て悪質だからです。
まぁ残念ながら、盲目的に信じている(ことに気付いていない)から、客観的な視点が持てなくなってしまっているのですが。
まとめ
以上のことから、僕らが宗教を受け入れていく際に気をつけるべきことが2つ挙げられます。
それは、宗教は1つの価値観であると認識すること、客観的な視点が持てるように盲目的に信じない(自分が信じているものやその状態を理解する)ことです。
前述したとおり、僕らはみんな宗教的な思想を持っているので、宗教はもはや各々が持っている価値観と何ら変わりないのです。
また盲目的に信じてしまうと、その信じるものが悪質でなくても他の宗教で食い入れない部分があるだけで、攻撃的になってしまいます。
もちろん、宗教に対して払拭できないネガティブなイメージももちろんあるかと思いますが、「宗教は悪だ!」という思想も宗教的である(行動を規定している)ことを理解すれば多少は受け入れやすいんじゃないかと思います。
ではでは〜。
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「何も信じない」は何かを信じるの裏返しではありませんよ。
価値観の違いだけであなたがそう思っているに過ぎません。
私は何かを信じていると言えば自分の存在と自意識を信じているだけです。
でもせれは世間ではありませんね。
もう少し考えましょう。または哲学のお勉強をすればもう少しまともな文章も書けますよ。