どうも、のさか(@breakconnect)です。
ここ最近、教員や教員志望者向けのメディアやツールがたくさん出てきており、教育業界は益々盛り上がりを見せています。
しかし、そうしたメディアやツールってごく一部(多分IT業界)ではよく知られているけど、実際には教員・教員志望者の方にあまり知られていないんじゃないかと思う節があります。
僕自身、教育系の学科に在籍しているのですが、少なくとも周りで、そうしたメディアやツールを知っている人は見たことがないのです……。
そこで今回この場を使って、現役教員や教員志望者がチェックしておくべきメディア・ツールを分かりやすくサラッとご紹介させていただければと思います!
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SENSEI NOTE
「SENSEI NOTE」は、株式会社LOUPEが提供する「全国の先生がつながる」小中高の先生向けSNSです。
登録している全国の先生とネット上で気軽につながることができ、つながった先生同士は個別でやり取りすることができます。
また、ヤフー知恵袋のように教育に関する質問を投げかけ、回答してもらうことも可能(匿名[ニックネーム]OK)。
SENSEI PORTAL
同じく株式会社LOUPEが提供する「SENSEI PORTAL」は、日本全国にある教育系のイベントをまとめるサービス。
これまで様々なサイトに散らばっていたイベントを、教育系に絞って一ヶ所にまとめることで、イベントに行く機会を増やし、先生同士のつながり作りを促進する目的で提供されています。
もちろん、こちらでは自身の主催イベントを掲載することもできます。
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うさぎノート
「うさぎノート」はリクルートが提供する、先生から保護者への連絡をデジタルデバイス(スマホ・タブレット・PCなど)で行えるツール。
これまで手渡しで配布してきたプリントのデータ配布や学校・塾内での近況報告、出欠の連絡やカレンダー共有といった機能があり、先生と保護者間の連絡をカンタン・安心にしてくれます。
また、同社が提供する「うさぎノート通信」は、教育現場で使える知識や悩みを解決する手段など、教育者の「知りたい」を紹介するメディア。うさぎノートを使用しなくとも、押さえておくべき情報が多数掲載されていますので、是非チェックしてみてください。
EDUPEDIA(エデュペディア)
「EDUPEDIA(エデュペディア)」は、その名の通り「先生のための教育事典」として、学校教員の授業案・学習指導案・教材の共有するサイトです。
「「ゲームはよいか悪いか?」で、道徳の時間にディベート」「魔よけのお面作り(シリウス)」といった、全国で学校や企業などで、実際に行われた教育実践を中心に丁寧な解説文が掲載されています。
「お問い合わせ」から教育実践をシェアしたり、取材・運営協力をしたりできますので、経験豊富な教員や教員志望者の方でご興味があれば是非問い合わせてみてください。
EDUPEDIA for STUDENT
同じく、EDUPEDIAが提供するEDUPEDIA for STUDENTは教員志望者に向けての情報を掲載しているサイトです。
教員採用試験や実際の教員の仕事内容、先輩教員の体験談といった、従来ネット上ではあまり共有されてこなかったことが多数掲載されているので、まさに教員志望者に打って付け!
教員の仕事についての正しい理解や、教壇に立つにあたって必要な知識や態度を身に着けるために是非ご活用ください。
リセマム(ReseMom)
「リセマム(ReseMom)」は、高校生までの子供の保護者や先生を対象に教育関連の情報を配信するメディアです。
小中高大の受験勉強をはじめ、他のメディアではあまり掲載されることのない、教育ICTや子供に関する最新レポートなどが多く掲載されているのが特徴的。
サイトは細かくカテゴリが分けられており、自分にあった情報をまとめてくれているので、非常に見やすく作られています。
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Conobie(コノビー)
「Conobie(コノビー)」は、子育て中(もしくは子育てを間近に控えた)のママ・パパ向けの子育てに関する情報を発信するメディア。基本的に教員向けの情報はありませんが、子供の教育という観点において非常に重要な姿勢を学ぶことができます。
特に「個性と自己肯定感」のカテゴリは学校教育でも通ずるところは多いので、押さえておいて損はないでしょう。
NewsPicks(ニューズピックス)
教員ともなれば立派な社会人。社会人なら世の中のニュースも押さえておきたい! そんなときにおすすめなのが、「NewsPicks(ニューズピックス)」。
NewsPicksは、経済情報に特化したニュース共有サイト(アプリ)です。単なるニュースキュレーションならSmartNewsやGunosyで事足りますが、NewsPicksの素晴らしいところは厳選されたニュースに対して、各界の著名人をはじめ様々な人がコメントするというところ。
あるニュースに対しての様々な意見を知ることができるので、偏った見方になるのを防いでくれます。
経済情報となると難しい専門用語ばかりのニュースも多々あるので、主に「キャリア・教育」あたりを見ておくと面白いかと思います。
EdTech Media
EducationとTechnologyの掛けあわせた造語である「EdTech(エドテック)」。こちらをメインに扱ったメディアが「EdTech Media」です。
EdTechは一見、教員にはあまり関係のないように思える分野かもしれませんが、MOOCs(Massive open online course:大規模オープンオンライン講座)の広がりやタブレットの教育現場の導入などの状況を考慮すれば、これから絶対に関わっていくものです。
勉強に使えるツールもいくつか紹介していたりもするので、教員や教員志望者の方はいち早く情報を掴んで、子どもや保護者におすすめしましょう。
最後に
Life is Techのようなプログラミングスクールが流行ったり、スタディサプリのようなオンライン受験指導サービスができたり、今や教育は家庭や学校の外(あるいは、「人対人」ではないところ)で行われる部分も多くなってきました。
この変化の激しい時代のなか、「教員」であるということの価値は一体どういったところにあるのかはハッキリと断言はできませんが、少なくとも教員は時代遅れなものであってはならないし、学校の内と外を分け隔てるような偏った存在であってはなりません。
「IT系は苦手だから」という理由で毛嫌いしている人も多いと思いますが、今回ご紹介したものをはじめ、教育関連のツールはもともと教育をより良いものにするために作られたものです。
是非ツールをうまく活用して、子供たちにより良い教育ができるように頑張ってみてください!
また、今回ご紹介したほかにも「このサービスもおすすめしたい!」といったものがあれば是非、教えていただければ幸いです!
ではでは~。
【追記(2016/05/20)】
Facebookでは、「教育を熱く語り合うグループ」や「教育」といったグループ機能もあるので、こちらを使用してみても良いかもしれません。
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弊サイトを取り上げていただき誠にありがとうございました。
編集部一同大変喜んでおります。
今後とも何かの機会があればよろしくお願い致します。
こちらこそ、わざわざご連絡いただき誠にありがとうございました。
喜んでいただけて何よりです。また何かお力添えできることがありましたら、どうぞお気兼ねなくおっしゃっていただければと思います。
今後とも是非よろしくお願いいたします。