弟や妹が可愛がられているとき、兄や姉は何を思うのか?

どうも、のさか(@breakconnect)です。

久しぶりに実家に帰ると、家族が増えていました。

名前は「チャッピー」といって、わけあってウチで貰い受けることになったようです。

もともと飼っていたボーダーコリーの「りき」と一緒に面倒見ているのですが、この2匹の関係性がとても面白いんですよね。

りきは体は大きいのに気が小さく、比較的大人しいのですが、チャッピーは体は小さいのに気が強く、かなり人懐っこい。

その様子はさながら、礼儀正しくしっかりものの兄(姉)と人たらしでちゃっかりしている弟(妹)。周囲から「年上なんだからしっかりしてね」と忠告され育ってきた第一子と、周囲から可愛がられて育ってきた末っ子のよう。

見ている内に「これが人間の子供だったらどうなんだろう?」と、なんとなく居た堪れない気持ちになりました。

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兄(姉)も可愛いが弟(妹)はもっと可愛い

自分の子供なのだから、第一子であれ第二子であれ平等に可愛がる……というのは当然のようで当然ではありません。

よく聞く話で、やっぱり末っ子は甘やかされて(可愛がられて)育てられることが多い。実際には第一子も小さいころは同じように可愛がられていたのかもしれませんが、物心つく頃には下の子の方が可愛がられている構図がよく見えてしまうのでしょう。第一子が比較してそう感じるのも無理はありません。

その事実を差し引いても、ほとんどの人は自分に懐いてくれている方を可愛がりたいもの。その点、やっぱり下の子のほうが可愛いと思われる傾向はあるでしょう。

家族構成が子供の成長に与える影響

家族構成は子供の成長に絶大なる影響を与えるもので、どう足掻いても同じように育つことは不可能だと思います。

参照:ずっと兄の真似ばかりしていた僕の主体性

僕の兄はまだ小さかった頃「お母さん、たくみのことばっかやな」と父親にこぼしたそうです。

当時、兄はとてもしっかりしていて近所でも「弟の面倒をちゃんと見る立派なお兄ちゃん」と評判だったらしいのですが、まぁそうなるのも必然だったのかもしれません。

僕が可愛がられるようになったから、兄は「可愛がられる」方向から「頼られる」方向へと無意識的にシフトしたのだろうと。

もちろん、子供によってそのシフトの仕方は異なってくるはずなので、必ずしも同じことが起きるとは限りません。

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最後に

弟や妹が可愛がられているとき、兄や姉は恐らく、大なり小なりの寂しさを感じているものでしょう。

その寂しさを解消するために、自然(無意識)に自分に適したポジションを手に入れるのかもしれません。

それが良い方に転ぶか悪い方に転ぶかは、誰にも分かりません。愛情欲しさに問題行動に走ることもあれば、気丈に振る舞うことを覚えることもあるでしょう。

悪い方へ転ばないようにするためには、「可愛い」と思う気持ちと愛情とをしっかり分けて考えて、「愛情は一緒なんだよ」と伝える必要があるんじゃないかなぁ。

そんなことを考えながら、2匹を平等に接しようとしているのですが、なかなか体現するのは難しく、子育てって大変なんだろうなぁとしみじみ……。

自分の親がやってくれたように、夫婦で協力して子供を「視る」ということをやるのがベストなんだろうなぁと思います。

それでは、今日はこの辺で。

ではでは。

 

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About のさか たくみ

1994年生まれ、大阪出身。同志社大学・教育文化学科卒。在学中にメディアの立ち上げや大学のサイト製作・入試制度の提言、デンマーク留学、休学インターンシップなどを経験。2018年4月に有限会社ノオト入社。「個の夢が否定されず、自分らしく活きられる世界」を。