人を雇うなら雇うだけの責任は持とうよ。

どうも、のさか(@breakconnect)です。

今日は少しムカついた話です。人を雇うなら、ちゃんと責任持とうよなって内容です。

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とあるメディアの運営

去年、インターン先のメディアとは別にアドバイザー的な立場として、とあるメディアに少しだけ関わっていました。

そのメディアはクラウドソーシングでライターを雇っていたのですが、僕が関わっていた当初、クラウドソーシングのライターの案件としては、かなり良い条件(報酬)を提示していました。

ですが、マネタイズが上手くできず(そもそもメディアは稼ぎにくい)、立ち上げて数ヶ月で止む無くその条件を変更せざるを得なくなりました。

ここで、一定数辞められたライターさんがいました。残ったライターさんには変更した条件で、引き続きお仕事を依頼しました。

それからまた2ヶ月ほどすると、ライターさんから「担当編集者と連絡が取れない」「納品から2週間経っているのに、まだ確認してもらっていない」といった連絡がポツポツと来るようになりました。

(僕はこの時点で、このメディアとは関わっていなかったのですが、チャットツールのアカウントだけ残っていたので、そうした状況は把握していました。)

運営側の対応は、「ごめんなさい。早急に対応する。」の一点張り。

そこからしばらくしても、一向に対応が進まないままだったので、多数のライターさんが辞められました。

数人のライターが残ったそのメディアは、こんな旨の言葉を残して幕を降ろしました。

「メディア運営はこの先不透明なので、雇用辞める。」

流石にこの時ばかりは、液晶画面越しに「はぁ!?」と怒りに震えました。

雇用には責任を

“上手くいかなかった事業を終わらせる”というのは、ベンチャーではよくあることです。しかし、事業を終わらせるにしても最低限のマナーはあるはず。

それこそ個人で完結している事業ならまだしも、雇用をして複数人関わっている事業ですよ。事前に報告や謝罪をするなど、マナーを守るのは当たり前のこと。

そういったこともなく、急に「事業を辞める」というのは、たとえ暗黙の了承的に誰もが理解していたとしても、責任感なさすぎです。

自分たちの勝手な都合で、そこに関わっている人たちに迷惑がかかっていることを理解していないのかなと、呆れてしまいました。

いやそもそも人を雇うっていうこと自体、「雇っていける能力がありますよ(最低でも、雇い続けられるように必死でがんばります!)」という前提によるものなんだから、ちゃんと運営させていけよっていうお話でもあります。

それができない(できる自信がない)なら、雇用なんかしちゃダメですよ。

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最後に

少し熱くなってしまいましたが、雇用に対する責任がなさすぎる事業(企業・人)って本当に多いんですよ。

人を雇うなら事業は何が何でも継続させていけるよう努力すべきで、努力した結果どうしても無理だったら、最低限のマナーは必ず守る。

特にインターン生とか、学生ベンチャーとか、雇用を舐めている傾向がありますので、気をつけてください!

今日はこの辺で、ではでは。

 

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About のさか たくみ

1994年生まれ、大阪出身。同志社大学・教育文化学科卒。在学中にメディアの立ち上げや大学のサイト製作・入試制度の提言、デンマーク留学、休学インターンシップなどを経験。2018年4月に有限会社ノオト入社。「個の夢が否定されず、自分らしく活きられる世界」を。