どうも、のさか(@breakconnect)です。
自分の知識や経験が豊富な話題だと、ついつい色んな要素やエピソードをあげて話してしまうことは、誰しもがあることだと思います。
ただ、そうやって長々と話をすることは、聞き手側からすると結構どうでもよくて迷惑だったりするんですよね。
本当に必要なことは知っているからこそ、省く勇気を持つこと。今回はそんなお話です。
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「伝わる」ために本当に必要なことは何か?
確かに、知識や経験が豊富で様々なことを論じることができれば、その話題に関する網羅性や詳細性は上げることができます。
しかし、そうして論じすぎると、結局何が大切なのかが分かりづらくなってしまうもの。もっと言えば、汲み取ることすら面倒に感じられ、忌避されてしまうことも多々あるのです。
参照:賢いバカにならないために、専門用語を使わずに専門的な話をすること
そうならないために考えるべきなのが、自分が「伝える」ために必要な要素ではなく、相手に「伝わる」ために必要な要素。要は、ユーザー視点で何が必要な要素なのかを考えること。
そもそも色んなことを知っているからこそ、大切なことや伝えるべきことが分かるもの。だから、不必要な要素を省いていく努力をもっとしていくべきなんですよね。
話題を簡単にするのではなく、「純度」を高める
もちろん、これは「円周率は分かりにくいから、3にしよう」というふうに、正確な情報を伝えるために必要な要素まで省くことではありません。
簡単にすることの弊害ー抽象・専門用語での話題についていけなくなるとか、聞き手の正確な認識が得られない可能性があるとかーも存在するものです。
大切なのは、正確に「伝わる」ようにする上で不必要な要素を省き、その話題の「純度」を高めることです。
例えば、iPhoneがAndroid端末に比べミニマムな機能なのに売れていること。糸井重里さんの『今日のダーリン』の文字数は少ないのにとてもタメになること。
これらは、マーケティングの上手さや著名度といった要因はもちろんあるのですが、無駄がなく純度が高いことが最大の要因なんですよね。
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最後に
だからこそ、なにか自分の知識や経験が豊富なことを話題にするときには、相手にしっかり伝わるように省く勇気を持つことが重要なんです。
でも、ほとんどの人がそうしない(できない)のは、個人的に「これは重要なことだ!」「これはたくさん考えたから是非知ってほしい!」と思っていることが多いから。
ブログを書いていると、時間をかけて書いたことが構成上不必要になることって結構ありますよね。ですが、その部分を省くかどうかで記事の質は全く変わってくるので、是非省く勇気を持って記事を書いてみてください。
今日はこの辺で、ではではー。
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