『東京喰種』は「間の存在」の物語

どうも、のさか(@breakconnect)です。

最近、『東京喰種』というアニメ(漫画)にハマっています。もうハマりすぎて「教えて教えてよ その仕組みを」と裏声で歌いまくるほど(『東京喰種』アニメ1期OP曲)。

今回は、『東京喰種』について思ったことを書いていこうと思います。

※一部台詞の引用部分がありますので、少々ネタバレする可能性があります。引用するシーンは物語の前半部分です。

『東京喰種』とは

『東京喰種』を知らない人のために、まずはあらすじから。

人間社会に紛れ込み、人を喰らう正体不明の怪人「喰種」が蔓延する東京。上井大学に通う青年カネキは喰種・リゼに襲われ瀕死となるが、直後起こった鉄骨の落下により捕食を免れる。しかしその後、彼女の臓器を移植されたことで、半喰種となってしまう。それ以来、カネキは苦悩と恐怖に満ちた日々を送ることになる。
引用 – 東京喰種トーキョーグール – Wikipedia

物語の概要としては上の文章で説明できるのですが、もう少しだけ補足をさせていただきます。

喰種は人よりも高い身体能力を持ち、人間を喰らう生物であるため人々の恐怖の対象となっています。そして人々をその恐怖から守るため、喰種を駆逐する「喰種捜査官」なるものが組織づくられています。

こうなると一方の喰種もまた、喰種捜査官に命を狙われる立場となります。そのため、喰種たちは自分たちの身を守るため戦闘力をつけたり、共同体(組織)を作ったりして過ごしています。

このあらすじを踏まえた上で、『東京喰種』にハマった理由についてお話していきます。

カネキは「間の存在」

『東京喰種』にハマったのは、その完成度の高さ(設定やキャラ、台詞、伏線の置き方などの良さ)ももちろんあるのですが、一番は「人間」と「喰種」の間で揺れるカネキの行方が気になること。

要は、カネキは昨日の記事で言及した「間の存在」なんですよね。それは気になって仕方ないわけだ。

カネキが双方の立場で揺れ動く印象的なシーンがいくつかありますので、引用してご紹介していきます。

(喰種同士が集い助け合う場である喫茶店「あんていく」の店長である芳村が、カネキを「あんていく」に迎え入れるシーン)
カネキ「人間でも喰種でもない。僕は・・・1人だ。僕の居場所なんてどこにもない。」

芳村(店長)「それは違う。君は「喰種」であり・・・同時に「人間」でもあるんだ。ふたつの世界に居場所を持てる唯一人の存在なんだよ。」
引用 – 東京喰種トーキョーグール

どちらの立場にも属せるということは、得てしてどちらにも属していないという風に捉えてしまいがち。しかし、どちらの気持ちも理解できる唯一の存在であるというのは間違いないことでしょう。

(喰種であるカネキと喰種捜査官である亜門と衝突した際、「喰種が世界を歪めている」と主張する亜門に対してカネキの言葉)
喰種が世界を歪めている…
本当にそうなのか?
(略)
喰種にだって感情はあるんだ…
人間と変わらないんだ…
なぜ人間はそこに目を向けない
わかろうとしない
こんな当たり前のことなのに
こんな簡単な事なのに
僕だけだ
それに気付けるのもそれを伝えられるのも…
喰種の僕だけだ
人間の僕だけだ
僕だけなんだ

「違う 間違っているのはこの世界じゃない…
確かに道を誤った喰種もいる
でもすべての喰種がそうなわけじゃない
もっと知るべきなんだ人間も喰種も
世界を歪めているのは喰種だけじゃない。
あなたもだ」
引用 – 東京喰種トーキョーグール

これはまさに「間の存在」だからこそ気づけたことであり、双方の立場が分かり合おうとしないもどかしい気持ちが鮮明に描かれているシーンです。

最後に

まだ続編の『東京喰種re』を見ていないので、カネキがどんなふうになっているのかわかりませんが、「間の存在」としてどんな在り方をするのかとても楽しみです!

結構暗めで、物語の順序が前後しがちなので最初は抵抗があると思いますが、まだ読んでいない方は是非読んでみてください!

今日はこの辺で、ではではー。

 

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