ライター未経験者がまず指摘される5つのこと

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編集業務を続けてはや3ヶ月。ライターの管理も少しずつ慣れてきた感じもして、編集者ぶることも覚え始めてきました。

今回もそんな編集者ぶった記事を書いていきます。

ライターの採用が進み、いろんなバックグラウンドをもったライターさんに記事を書いて頂いておりますが、なんだかんだ言ってみんな指摘される箇所は大体同じだったりします。

なので、これからライターをされる方で「良いライターと思われたい!!」という人は、以下に記載したライター未経験者がまず指摘される5つのことに気をつけて取り掛かるとよいでしょう。

1.そもそもメディアの理念・目的を理解していない

そもそもメディアの理念・目的を理解せずに、自分の感覚で記事を書くライターさんはとても多いです。もちろん、たまたまその感覚がフィットしていい感じの記事が出来上がったりしますが、そんなことは連続して続くことはありません。

弊社のメディアで言えば元々、サービスがあってその広報を目的に作られたメディアなので、如何にしてサービスへの導線を作るかということが重要となります。しかし、実際多くのライターさんがサービスへの導線は愚か、サービスのターゲット層とはズレた記事を書いてたりします。

編集側としてもメディアの理念・目的を踏まえて記事を書いている人に「編集業務任せてみようかな」と思ったりもするので、ここは編集者を目指してるのであればなおさらハズせません。

2.日本語を正確に使えてない

日本人は日本語をかなり曖昧な感覚で使っています。割とでたらめな文法でも意味が通ってしまう言語なので仕方ないのですが、文法ルールに則った文章でないと、どことなく違和感がある文章となります。

なかでも、主語と述語が咬み合わない文章がとても多いです。例えば以下の文章。

思ったことは主語と述語をきちんと使えないライターさんが多く、彼らに文法を教える必要があります。

意味はよくわかるけど、なんか違和感がある文章ですよね。解説していくと下記のようになります。

思ったこと(主語)は主語と述語をきちんと使えないライターさん(主語)が多く(述語)、彼らに文法を教える必要(主語)があります(述語)。

この場合だと、「ライターさんが→多く(多い)」、「必要が→あります」で繋がっているのに「思ったこと」に繋がる述語が無いため文としておかしなことになっています。

思ったこと(主語)は主語と述語をきちんと使えないライターさんが多く、彼らに文法を教える必要があるということです(述語)

これならOKです。ただ、僕はこれもしっくりこないので、

主語と述語をきちんと使えないライターさんが多いため、彼らに文法を教える必要があると思いました。

という風に前の文章を節とし、主語と述語との間が長くなり過ぎないようにまとめます。

もっとも、こういった文法を理解してなくても「ここがおかしい!」と気付ける感覚があれば、綺麗な文章を書けるかと思います。分かりやすく説明するために文法用語を使いましたが、僕は文法が嫌いなのでかなり感覚的にやってたりします。

3.選定基準が定まっていない

「京都の観光スポット5選」といった、まとめ記事を書いてもらったときにありがちなのが、その選定基準が曖昧で一貫性が全くないということです。

選定基準がバラバラだと読者は「なんでここを選んだんだろう?」と疑問に思いますし、詳しい人からすれば「この記事を書いたライターはなんにもわかってねぇな!」と思われる可能性も高くなります。

4.読者のことを考えていない

先の選定基準につながることですが、読者のことを考えず、目の前にある情報だけで文章を書いているライターさんも多いです。

例えば、カヌーの服装に関する記事の場合だと、読者(検索ユーザー)は「カヌー初心者でその時期・場所でどういった格好で行けば良いのか分からない人」が大半だと想起出来ます(Googleのリコメンド・検索結果からもそれが想起出来ます)。

にも関わらず、時期や場所に関する情報が全く無い記事を作成しているライターさんはとても多いので、その記事のテーマとそのメディアのターゲットをしっかり理解した上でどういった読者にどういった情報を届けるかを明確にすると良いです。

5.情報をまとめず、切り貼りしたり付け足しする(半コピペをする)

ネットや雑誌の情報を元に記事を書く場合、コピペはダメだと口を酸っぱく言っているからか、まるまるコピペをする人はいないのですが、いろんなサイトの情報を切り貼りしてコピペ感を無くしたり、文章を短く区切って情報を付け足ししたりするライターが多いです。

例えば、以下の清水寺の紹介文章。

清水寺

清水寺は、京都東山に建つ寺院です。東山の音羽山の中腹にあり、歴史が深いです。清水寺の一番の見所は本堂です。本堂は「清水の舞台」で有名です。崖下からの高さは18mあります。舞台からは京都市内が一望できます。

この文章は句点が多くてとても読みづらいです。なので、

清水寺

清水寺(きよみずでら)は、京都東山の音羽山の中腹に建つ歴史ある寺院です。清水寺の一番の見所は「清水の舞台」で有名な本堂です。崖下からの高さは18mあり、舞台からは京都市内が一望できます。

引用 – 清水寺

これくらいに情報を整理してまとめると良いです(普通に引用文です。こんな風にして半コピペをしてる人がいます)。

ライターは際限の無い作業をしている

ライター未経験者が指摘されやすいポイントを5つあげましたが、この他にも指摘されることはたくさんあります。

ライターは文章を書くという際限の無い作業をしています。「どうすれば読者伝わるか?」、「どうすればメディアの目的を達成できるか?」、「どうすれば効率的に文章を書けるか?」、「どうすれば良い情報を仕入れられるか?」などなど考えることは山ほどあります。

その際限の無さに気づかず、なんとなく「ライターってこういう記事書くもんだろう」とライターぶって文章を書いている人は「ライター」には向いていないので辞めたほうが良いです。

僕はインタビューの記事などは書いたこともありませんし、編集長と言えどまだまだ駆け出しで知識も経験も浅く未熟です。ただ、文章をみればそのライターがどんなことを考えて記事を作成したかということはわかります。

その記事を書いた人が「ライター」なのか、「ライター」と呼ぶに値しない人なのかくらいはすぐにわかります。

この記事をご覧になっている方の中にはどこかでライティングのトライアル記事を執筆して合格しなかった人もいるかもしれませんね。そういう方も上記に書いたこと等を意識して書いてみると格段に文章がよくなりますよ!

■6/14(日)賢者屋(新宿)にて編集者3名でメディアについてお話します!!

<学生限定>編集者3名登壇!メディア運用を考えるセミナー&交流会開催!

【日程】
6/14(日)15:00〜18:00

【会場】
賢者屋(新宿)
東京都 新宿区西新宿7-2-6 西新宿K-1ビル5階

【人数】
先着50名(学生のみ)

【入場料】
無料

【登壇者】
ライター・編集者 モリジュンヤ氏
ウォンテッドリー株式会社「ウォンテッドリー道場」編集者 平野太一氏
株式会社そとあそび「Outfitter」編集者 野阪 拓海

【プログラム】
・モリジュンヤ氏によるセミナー
・編集者3名によるトークセッション
・交流会
(休憩有り)

【主催】
株式会社そとあそび

 

 

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