どうも、のさか(@breakconnect)です。
先日、キングコングの西野さんがブログでこんなことを書いていらっしゃいまいした。
SNSの登場により、国民全員が情報を発信できるようになった今の時代の一番のコマーシャルは間違いなく『議論』です。
つまり、企画のどこかに反対派が突つける要素を残しておかなければならない。
突つける要素がないのなら、仕上げに『マズ味調味料』を振りかけねばなりません。
引用 – 魔法のコンパス
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バズの最大の要素は「議論」
まさにその通りで、今の時代におけるバズの最大の要素は「議論」なんです。
「これは違う!」「その通りだ!」といった賛否両論のある話題を提供できれば、URLとともに勝手にSNSで拡散(議論)されていくのが、今のネット。
情報としての信憑性や網羅性の高い論文のようなコンテンツよりも、そこかしこにツッコミどころのある不完全なコンテンツのほうが、読まれる傾向がとても強いんですよね。
だから、単純にバズらせたいのであれば、完璧を目指しちゃダメなんです。完璧だと議論の余地がなくなってしまうので。
議論誘発型のコンテンツはつまらない
ただ、こうした議論誘発型の不完全なコンテンツって、なんだかつまらないなぁと思う面もあります。
確かに、考えるきっかけを与えるという点においては有意義なのですが、信憑性の高いコンテンツが評価されにくくしてしまっているという点においては、負の影響の方が強いので。そもそも、「こうしたらバズる」と分析して意図的にバズを狙っていくと、似たようなコンテンツばかりになってしまうので。
天邪鬼かもしれませんが、議論させようという意図が見え透いたコンテンツをシェアするとなんか負けた気がするっていうか……。「まんまとしてやられた!」ってなるのが嫌だから、巷でバズっている記事に目を通しててもシェアしないことは多々あります。
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最後に
だからこそ、議論を誘発する以外の手法でバズを起こせる人って凄いなぁと思うんです。共感や面白といったポイントで注目を集めるタイプの人。
ライターで言えば、さえりさんや佐々木ののかさん、ARuFaさんとかがまさにその好例ですね。
参照:講談社 withオフィシャルサイト | 【ほぼ週刊 さえりのやわらかい言葉】「なんでもいいから生産しな。生産は心にいいぞ」
参照:【検証】老若男女が並べば『能力者』っぽい写真が撮れるんじゃない? | オモコロ
もちろん、議論誘発であろうが共感であろうが面白であろうが、実際バズが起きていてファンがついているということは本当に凄いことです。「お前は、まずバズらせてから物を言え!」という話ではあるのですが、これからは議論にすり減らすことに疲弊していって、徐々に共感や面白タイプの需要が増えるんじゃないかと。
これからの状況を考えて、発信者は自分の身の振り方を考えた方がいいかもしれないですね。
それでは今日はこのへんで。
ではでは。
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